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高尾鍼灸院です。
今回は、冷え性改善には腸に着目せよ!というお話をさせていただきます。
冷えの話と腸がすぐには結びつかない方もいるかもしれませんね。
人間の体の土台となり、健康のカギを握っているのは腸なのです。
食べ物が口から入ると、食道や胃を通って腸に到達します。
腸は口から入ってきた食べ物の栄養を吸収する重要な臓器です。
食べ物という異物が、最初に体に取り入れられる場所が腸というわけです。
また、腸は同時に体に有害なものや不要なものを排泄してくれる働きもあります。
腸の状態が悪ければ、どんなに体にいいものを食べても、たくさん栄養素を取り入れても吸収できず、
不要なものを排泄することができなくなります。
今まで一般的に、冷え取りといわれていたものの多くは血行を良くすることを中心に語られてきました。
そもそも冷えになやむ人は、少食の人が多く、たくさん食べることができません。
それに加えて、腸の状態が悪い人が多いので、少しの栄養でさえ吸収されにくくなり、
不調が改善しないという負のスパイラルに陥ってしまいます。
また最近よく言われるようになったのが、免疫細胞の多くが腸に存在するということ、
体の免疫細胞の60~70%が腸で決まると言われています。
腸は体にとって必要な栄養素を吸収すると同時に、体に有害なものや不要なものは吸収せず、
便として排出し体を守っています。
その物質が体にとって有害か無害かを判断しているのも腸なのです。
これが腸は第二の脳と呼ばれるところなのです。
腸を整えることは、免疫機能を整えることにつながるのです。
体の不調を改善するには、まず、その土台となる腸を整えることからはじめましょう。
血がめぐることができる体のベースをつくってはじめて、血行もよくなるのです。
冷えた体を土台から立て直し、温め体質になる方法を3つのステップを紹介します。
①腸内細菌を増やそう
②腸内細菌を守ろう
③糖質を制限しよう
冷え性改善には腸に着目せよ!みなさん腸を整えましょうね。